FIRST OF ALL
こんにちは!
「理系大学生向けマーケティング研究会」を主催している、Marketing Labo Japan代表の竹間と申します。
このページをご覧いただき、ありがとうございます!
僕は理系大学院生で、普段は大学で細胞の研究をし、学校外でマーケティングの勉強をしています。
今回はマーケティング勉強会として、僕たちと同じ理系出身の現役マーケッターをゲストにお呼びし、理系同士で気兼ねなくマーケティングを学ぶ勉強会を開きます。
僕自身はつい最近まで「マーケティングには興味があり勉強したいが、どうやって勉強すれば良いかわからない」という状態で2年ほど悶々と過ごしていました。「マーケティングは文系のもの」と思い込んでいて、理系には向いていないとさえ思っていました。
「マーケティングを早く学びたい」
そう思ったのは、ある研究室OBとの出会いでした。
ある2人の、研究室OBの話。
ある2人の、研究室OBの話。
僕の研究室では、OB会という集まりが年に1度GW時期に開かれます。
若い人は現役生から、一番上は42歳まで、幅広い年齢層の研究室出身OB生が集まります。
10年前、OBのAさんとBさんの2人がこの大学を卒業しました。
2人は似た経歴を持っています。同じような授業を取り、同じ研究室で研究し卒論を書き、同じ生命工学の業界に就職した僕たちのOBでした。
昨年、AさんとBさんがOB会に来ました。相変わらずとても良く似ていて、お互い最近結婚し、近況の報告をしていました。2人の業界に興味があった僕は隣でじっくりと話を聞いていました。すると、似ている2人の仕事の中身は全く違っていました。
Aさんは、どうすればこの業界が盛り上がっていくか、どうすればもっと商品がより多くの人に受け入れてもらえるかを真剣に話していました。
企業の経営の話、政治家への交渉、部下やさらに若い世代の育成。未来の話をする先輩はとてもかっこ良いと感じました。
聞くとAさんは成長事業の事業部長をやっていて、事業戦略やマーケティングを一手に引き受けていました。
一方、Bさんは2時間ずっと、細胞の話をしていました。
「研究を応用して、世の中に新しいものを生み出し、広めたい。」
「研究分野以外にも色々な世界を見てみたい。」
と思っていた僕は、少しBさんの現状に違和感を覚えました。
2人の違いは、どこから生まれたのか。
2人の違いは、どこから生まれたのか。
「若い時のちょっとしたボタンの掛け違いが、将来の大きな差を生む。」
良く聞く話だといつも聞き流していた僕は、目の前でその差を目の当たりにしてしまいました。
同じ環境で過ごしてきた2人は、生まれ持った知力や才能はほぼ一緒でした。
違っていたのは、大学生時代のちょっとした過ごし方。
Aさんは大学生時代、研究室に行きながら、平日の夜や休日には経営やマーケティングの勉強を行っていました。マーケティングはどの時代でもどのジャンルでも、必ず武器となるからです。
また、その頃に知り合った仲間は一生モノで、今でも同じ目線で未来のことを語り合える仲間は貴重だと言っていました。
一方Bさんは、研究室の中で真面目に細胞の研究に勤しんでいました。学部時代のGPAは高く、研究室での評価も上々で、教授からいつも褒められるような存在でした。
そして、そのまま、今に至ります。
理系だけど、マーケティングを諦めたくない。
理系だけど、マーケティングを諦めたくない。
ほんのちょっとの過ごし方の違いが、こんなにも大きな差を生むのか、、、と少し怖くなったと同時に、マーケティングへの興味関心も強くなった僕は、早速学校外で学ぶことにしました。
当時は学校外での活動経験が無く不安だった(理系のあなたならこの感覚をきっと理解してくれるはず)のですが、勇気を持って行ってみるとそこには同じように勇気を持って来た仲間が待っていました。
この研究会で一緒に運営をやっているのは、当時のそんなメンバーです。
僕やあなたと似たようなバックグラウンドから学んできたので、とても心強いです。
なぜ、理系でもマーケティングを学ぶことができるのか?
なぜ、理系でもマーケティングを学ぶことができるのか?
僕がマーケティングを勉強し始めると、意外なことがわかってきました。
あなたも、マーケティングに対してこんな勘違いはしていないでしょうか?
僕がマーケティングを勉強し始めると、意外なことがわかってきました。あなたも、マーケティングに対してこんな勘違いはしていないでしょうか?
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思い込み1
マーケティングは営業(売り込む)のイメージがある。コミュニケーションに苦手意識があるから難しそう…
思い込み1
マーケティングは営業(売り込む)のイメージがある。コミュニケーションに苦手意識があるから難しそう…
ある有名なマーケッターの言葉で、「マーケティングはセールス(営業)を殺す」という言葉があります。マーケティング力が上がることで、自分が頑張って売らなくてもむしろ相手から「欲しいです」という状況を作ることが出来ます。
マーケティングはセールスよりも上位概念なので、自分のやり方に合わせて相手に商品サービスが届く仕組みを構築することが出来ます。
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思い込み2
マーケティングは広告のイメージがある。文章やデザインは経験が少なく、あまり理系の知識が活かせなさそう…
思い込み2
マーケティングは広告のイメージがある。文章やデザインは経験が少なく、あまり理系の知識が活かせなさそう…
画像は僕が実際にWeb広告をやっているときの分析画面の一部なのですが、めちゃめちゃ数字だらけです笑
数字・論理的思考がマーケティングにはかなり必要で、理系の力がフルに発揮されます。
(文系で活躍しているマーケッターでも高校時代実は数学得意だったという人も多いです)
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思い込み3
文系はみんなマーケティングを理解している。
思い込み3
文系はみんなマーケティングを理解している。
実際は、文系の人に聞いてみると僕ら理系が想像しているような実学ではなく、もっと学問だったり経済の歴史のイメージに近いです。文系でマーケティングができる人は、授業ではなく自分で学びに行っています…!
その意味で、意外かもしれませんが僕たち理系と条件は一緒です。
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思い込み4
活躍しているマーケッターや有名な社長はみんな文系?
思い込み4
活躍しているマーケッターや有名な社長はみんな文系?
大学で理系として勉強をしていると、理系は開発者、文系が経営者というイメージを持つかもしれません。
しかし、実はゲーム会社では、名作のマーケティングをしているのはプログラマーで、経営者も技術者上がりです。意外にも彼らの机の上にあるのは、プログラミングの本ではなくて、マネジメントやマーケティングの本です。
例えば任天堂の元社長岩田さんは理系社長。スマブラ、星のカービィを始めとした名作を作り上げた名経営者であり、名プログラマーでした。
SONYでプレステを作った久夛良木社長はバリバリの技術者上がりです。
また、ゲーム会社に限らず日本を支える大企業の社長、有名コンサルタントは大体理系です。
ソフトバンクの孫さんは理系です。高校生の時に自動翻訳機を作っていたことで有名です。
『シン・ニホン』や『イシューからはじめよ』で有名な慶応大学教授・Yahoo役員の安宅和人さんも、元々脳神経科学専門のバリバリ理系でした。
多くの理系学生は向いていないように感じていますが、実は全くの間違いです。
学習速度が10倍変わる!
理系出身のマーケッターが一番最初にやった勉強法は…。
学習速度が10倍変わる!
理系出身のマーケッターが一番最初にやった勉強法は…。
今回ゲストで来ていただく方は、社員3人の時代に某インフルエンサー事務所をもつ会社に入り、2年で社員約150人になったいわゆる急成長ベンチャー企業でマーケティングの統括を担当されています。
…と聞くと少し遠く感じてしまうかもしれませんが、出身大学は東京理科大学で、ドローンや自動運転技術の開発研究、海外での学会発表もされていたゴリゴリの理系出身の先輩です!2019年卒の方なので年齢も近く、相談もしやすいと思います。
ゲストの方に伺った「一番最初にやった勉強法」は、何事も最初は「勉強法を学ぶ」こと。本やインターネットに載っている細かなテクニックはいつでも学べるので、まずは最も重要なところを押さえると良いと話しています。
有名な話ですが、あなたが凄腕の漁師だったとして、貧乏な国の子供にやってあげることは「魚を与える」ことではなく「魚の捕り方を教える」ほうが大切という話があります。魚を与えられてもその場限りですが、魚の捕り方を学ぶとあなたが居なくてもその子はこれからも魚を捕り続けることが出来ます。
ほとんどの人がやってしまう間違った勉強法とは…
ほとんどの人がやってしまう間違った勉強法とは…
逆に、最初にやってはいけないことは「テクニックに走る」ことです。
例えば、Googleで「マーケティング テクニック」のように調べると、様々な手法、それも今すぐ出来そうなものが並びます。これらは確かにすぐに使えるテクニックもあるのですが、
「すぐに使える方法は、すぐに使えない方法になる」
とゲストの方は言います。簡単な方法はすぐにみんなが使い始め、簡単では無くなってしまうものです。有名YouTuberになることは、昔よりも遥かに難易度が上がっています。手段ベースで考えると、おいしい話はすぐにおいしくなくなってしまいます。
最も重要な、まずやるべきたった1つのこと
最も重要な、まずやるべきたった1つのこと
まずやるべきことは、大事なことを押さえること。つまり、「勉強法を学ぶ」ことです。
そして、「勉強法を学ぶ」には「経験者に聞く」ことが一番。
とはいえ中々あなたと境遇の近い先輩はどうしても探すのは難しいと思います(僕がそうだったように…)。
もしあなた自身が経験者に聞く機会を作ることが難しければ、ぜひお気軽にこの勉強会にお越し下さい!